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熱を“作る”機能の低下

体内で十分な熱がつくれず、「冷え」が生じている可能性があります。

基礎代謝の低下

基礎代謝は生命維持に最低限必要な代謝量のことで、これが低下すれば熱を生み出せず、体温も低下しやすいといえます。

<解決法>
  • 食事摂取量を増やす食事摂取量を増やす
    食事摂取量は基礎代謝を維持するための最も大切な要因です。
    摂取した食事の約80%は熱エネルギーになります。
    食事摂取量が少なければ産生される熱量も少なくなります。
    長期の無理なダイエットは熱の産生量が少なくなり、「冷え」を招きやすくなります。
  • たんぱく質を多くとる
    たんぱく質は筋肉や体の元となり、炭水化物の2倍もの熱エネルギーを産生します。
    大豆、魚介類、肉類などでたんぱく質を多く摂取するようにしましょう。
    その際、野菜などからビタミン類を摂るとたんぱく質の合成を助け熱の産生に効果的です。
食品名 成分量
100gあたり
食品名 成分量
100gあたり
うし/ビーフジャーキー  54.8 まあじ、焼き  27.5
うるめいわし/丸干し  45.0 にわとり/ささ身、ゆで 27.3
ナチュラルチーズ/パルメザン 44.0 ぶた/ロース(脂身つき)、焼き 26.7
あまのり/焼きのり 41.4 あゆ(天然)、焼き 26.6
あまのり/味付けのり 40.0 にわとり/もも(皮なし)、焼き 25.4
まいわし/みりん干し 31.4 にわとり/もも(皮なし)、ゆで 25.0
ぶた/もも(皮下脂肪なし)、焼き 30.2 にわとり/もも(皮つき)、焼き 24.9
いかなご/つくだ煮 29.4 うし/ローストビーフ 21.7
ぶた/もも(皮下脂肪なし)、ゆで  28.9 ナチュラルチーズ/カマンベール 19.1
べにざけ、焼き 28.5 全卵、ゆで 12.9
うし/もも(皮下脂肪なし)、ゆで 28.4 たまご焼/だし巻きたまご 11.2
うし/もも(皮下脂肪なし)、焼き 28.0       

運動不足、筋肉量不足

運動によって産生される熱量が十分になく、代謝量も低下している状態。筋肉量が少ないと、運動による熱を産生しにくくなります。

<解決法>
  • 運動習慣をとりいれる食事摂取量を増やす
    運動量を増やすと代謝が盛んになり、熱を産生しやすくなります。
    安静時、体内で一番熱を産生しているのは骨格筋で、全熱エネルギーの38%を産生しています。
    筋肉を動かすことでも熱が生まれるので、さらに熱の産生量が高まります。
    運動は軽度なもので毎日続けられるものが良いでしょう。
    エレベーターより階段を使う、車より自転車、こまめに家事をするなどから始めましょう。

下痢、消化吸収機能の低下

食事をしても、胃腸の消化吸収機能が低下し、栄養の吸収が悪く熱を産生できない。

<解決法>
  • 消化吸収の良い、高カロリー食品を努めて摂取する。

 

 

※いろいろな対処法を行っても、「冷え」が改善しない時は甲状腺機能の異常、胃腸の疾患、拒食症などが考えられますので一度病院などを受診してください。

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